冬の情景…
近所の川で見かけた冬の鳥たち。
近所の川で見かけた冬の鳥たち。
以前にも採り上げたIanniXで、乱数を用いたトリガー生成のスクリプトを作ってみました。
単音から複雑なリズム・合音へと遷移してゆき、やがてその集合体があたかも“ある意志をもった”ような周期を生み出します。リゲティの "Poème Symphonique" の発想を逆転したような感じ、とも言えるかもしれません。
先日11月8日、東京オペラシティリサイタルホールにて行われました日本現代音楽協会主催『アンデパンダン展』第一夜公演におきまして、新作《Canticum Vº : 夢野久作に拠る情景》を初演致しました。
日本探偵小説界の奇書『ドグラ・マグラ』の著者である夢野久作には、奇想と幻惑に満ちた数多くの優れた中短編小説がありますが、今回の拙作で採り上げたのは、その中でもとりわけ短く、しかしとりわけ鮮烈な印象を残す『瓶詰の地獄』―この掌編を題材に、2人の声楽、ピアノと打楽器というコンパクトな編成の「音楽詩劇」として構成・作曲しました。初演ステージは、日頃厚く信頼を置く演奏家―松平敬 (Narr & Vo)、田中麻理 (Vo)、大須賀かおり (P-no)、福島喜裕 (Perc)の4氏によって素晴らしいレアリザシオンがなされました。
Naxosの『NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ』のCDが到着しました。
『詩篇』の録音、音の粒が良く聞こえます。グラン・カサの振動もなかなか心地良い。矢代作品CDでは、作曲者の楽曲解説、三善・矢代対談といった、資料性の高い音声も含まれていてお得。感想はまた、改めて。
さて、『詩篇』初演CD発売記念…というわけでもないのですが、三善三部作検定『詩篇』の部を先程公開いたしました。
Naxosのオンライン・ライブラリーには膨大な数の曲目がありますが、その中に現代中国の作曲家・朱践耳(Zhu Jian-er)の第1交響曲ほか、いくつかの作品を見つけました。
朱践耳は1922年生まれの作曲家。管弦楽作品に名作が多いのですが、第1シンフォニーを作曲したのが1986年、既に60歳を過ぎてからの事。その後ほぼ毎年コンスタントに書き続け、11曲(番号付1~10+シンフォニエッタ)の、それも個々に意匠の深い交響曲をものしているという、ブラームスも顔負けの晩熟型交響曲作家の鑑とも云うべき存在といえるでしょうか。
何年か前に来日された時があり、丁度その頃持っていた氏のスコアにサインをいただいた事があります。小柄で面倒見のよさそうな、一見して町内会によくいらっしゃるお爺さんという印象で好感を抱いたものでした。
ところで、この第1交響曲の内容――これには尋常ならざるものがあり、そこにまたこの作曲家の不思議な奥の深さを感じさせるポイントでもあります。
先日立ち上げましたFacebookページに、自作解説の記事を少しずつUpし始めました。
その他の資料(…というほどの価値があるかどうかは別として)も今後少しずつ公開していこうと思っております。
【最新トピック】
・Cahier d'esquisses プログラム・ノート
・モノドラマ『死神』 プログラム・ノート&台本
・オペラ『赤ずきん』創作雑記(日本現代音楽協会『New Composer』No.9所収)

五線紙の山を整理中、学生時代の授業プリントを発掘し、しばし眺めていました。
今なお学ぶべき事の多い師の筆跡に、わが初心を省みる今日この頃です。
チャールズ・M・シュルツの「ピーナッツ」は、1950年から2000年までの、実に半世紀にわたり連載されたロングラン・コミック。原作を読んだことのない人でも名犬“スヌーピー”の名は世界中の誰もがご存知のはず。
子供の頃この「ピーナッツ」に初めて接し、以来あらゆる事がらをこのコミックから学びました。英語については勿論の事(おかげで"Good Grief!"はかなり早い時期に覚えた)、音楽について(ベートーヴェンのピアノ・ソナタは、実にこのコミックのアニメ版が初体験だった)、聖書について(ベトレヘムが“パンの家”を意味する、というセリフがあったり…)、哲学について… そして人生の歓びと哀しみについて。現在の自分自身を形成しているものの源泉のひとつとして、この「ピーナッツ・シリーズ」がある、とも言えると思えるのです。
右の柱部分にご覧のとおり、このたびFacebookページというものを立ち上げてみました。
作品表やサンプル音源など、こちらで閲覧できるように整えていきたいと考えております。
Facebookのアカウントをお持ちの方も、またそうでない方も、ぜひお立ち寄りください(そして「いいね!」をいただければとても嬉しいです)。
【Facebookページへ】
さて、ここしばらく三善晃「三部作」に関する「けんてーごっこ」の問題集を公開してまいりましたが、本日は第一の節目となる「レクィエム」に関する設問集の第3楽章分をお送り致します。

最近のコメント